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姿勢制御飛翔実験”LEAP”2回目成功!

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インターステラテクノロジズ株式会社は9月9日(金)午前11時42分、北海道大樹町の元防衛省エンジン試験場跡地において姿勢制御ロケット(プロジェクト&機体名“LEAP”)の2回目の飛翔実験を行いました。エンジン点火から垂直に上がり高度180mまで上がった後、射点から26m離れた地点にパラシュートを開きながら落下しました。制御装置の動作は完全に動作し、全てのデータに取得し、実験は安全に完了しました。3回目打上げは11月以降に行う予定です。

飛翔実験結果

最大到達高度 180m(T+17秒)
最大水平距離 26m(落下時)

実験結果詳細

ロケットエンジン燃焼中の15秒間、ジンバルによるTVCおよび、コールドガスジェットによるロール方向のRCSの制御装置によって真っ直ぐ垂直に上昇する飛翔をプログラムしていました。燃焼開始から15秒間、制御装置は正常作動し目標姿勢角に対し0.5度以下の精度で飛翔しました。制御終了時の目標からの水平距離は7mの誤差でした。飛翔開始17秒でパラシュートが展開しはじめ、緩やかに落下しました。コンクリートと草地の中間地点に落下したために足を取られ最後は横倒しになり、足とフレームは破損しました。しかしそれ以外には破損はありませんでした。

飛翔実験においてはNPO法人HASTICから安全管理においてのご指導およびご協力、関係省庁のご指導ご理解、および準備から当日にかけては大樹町役場の多大な協力を頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。

 

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