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観測ロケット「えんとつ町のプペル MOMO5号機」打上げを2020年6月に実施 -打上げ日時は前日発表・無観客打上げ・来町自粛呼びかけなど最大限の感染症対策を-

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インターステラテクノロジズ株式会社(本社:北海道広尾郡大樹町 代表取締役社長:稲川貴大、以下インターステラテクノロジズ)は、 「世界一低価格で、便利なロケット」をコンセプトとして観測ロケット「MOMO」と超小型人工衛星を宇宙空間に運搬する軌道投入ロケット「ZERO」を独自開発しています。当社は、大樹町からの強い要請により2020年5月2日(土)~6日(日)の間での観測ロケット「えんとつ町のプペル MOMO5号機(以下MOMO5号機)」の打上げを延期致しました。その後、新型コロナウイルス感染症対策の周知活動や大樹町をはじめとした関係各所との調整を経て、MOMO5号機の打上げを下記の通り実施することが決まりましたので、お知らせいたします。

 

【 観測ロケット「えんとつ町のプペル MOMO5号機」打上げ概要 】

打上げ時期:2020年6月
※自粛の呼びかけに応じない見学者の来町を最小化するため、詳細な日時は直前(前日)
まで発表致しません

打上げ場所 : インターステラテクノロジズ大樹ロケット射場(北海道大樹町)

 

新型コロナウイルス感染症対策をさらに強化
完全無観客打上げ、来町自粛呼びかけ等の対策に加え、“日時発表を直前まで控える”

当社は、ゴールデンウイークに予定していたMOMO5号機打上げ時にも、見学場の封鎖、完全無観客、立入り制限区域の拡大やメディアの入場制限など、最大限の新型コロナウイルス感染症対策を実施する予定でした。しかしながら、来町自粛の呼びかけに応じない見学者を懸念する声が大樹町に寄せられたことから、大樹町から強い打上げ延期要請を受け、延期を決定致しました。
その後、大樹町民をはじめとした多くの方にロケット打上げに関するご理解をいただくために、大樹インターステラ後援会や大樹町観光協会等のご協力をいただきながら、チラシ、大樹町広報誌、YouTubeでの動画メッセージ、ポスター等の方法で対策の周知徹底に努めてまいりました。
次の打上げについては、新たに「打上げ日時の発表を直前まで控える(前日発表を予定)」ことを追加し、より一層感染症対策を強化致します。打上げの様子はYoutube等でライブ配信を行います(配信の詳細情報は当社公式Facebook、Twitterをご確認ください)。ぜひ、多くの方にライブ配信にてロケット打上げを愉しんでいただけたらと思います。

《えんとつ町のプペル MOMO5号機打上げに伴う新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策》
打上げ日時の発表を直前まで控える(前回対策から新たに追加)
見学場封鎖による完全無観客打上げ
見学の方が大樹町に来ないように自粛を呼びかけ
立入り制限区域の拡大(打上げを見られる場所を大幅に減らす)
制限区域外で人が入れそうな場所へのパトロールと声掛けの準備
YouTube、ニコニコ動画によるライブ配信の充実(詳細は当社SNSにてご案内します)
メディアはオンライン取材とし・打上げ取材はカメラマンのみに制限
打上げ後記者会見は、オンラインで実施
新聞・チラシ等で立入り制限区域やパトロールエリアを周知

 

「コロナに負けない」緊急支援クラウドファンディング、達成率471%!

全国から4200万円もの支援が集まり、“みんなのロケット“

ロケット打上げの延期は、事実上の企業活動の停止となります。休業補償も出ない苦しい状況をどうにか改善しようと5月2日(土)~31日(日)の30日間、インターステラテクノロジズ緊急支援クラウドファンディングをCAMPFIREにて急遽実施いたしました。目標金額を900万円(2019年秋に実施したMOMO5号機のクラウドファンディングと同額)と設定した今回のクラウドファンディングでしたが、開始からわずか10時間足らずで目標を達成し、その後も支援の輪が広がり続け、42,397,419円、2475名の方からご支援をいただきました。「逆境に負けずに頑張ってください」「インターステラテクノロジズの挑戦にいつも勇気をもらっています」等の励ましの声は私たちの力になりました。

また、1000万円コースのリターンであった「MOMO5号機ネーミングライツプラン」は、西野亮廣エンタメ研究所(オンラインサロン、オーナー:西野亮廣)に購入していただき、ロケットは「えんとつ町のプペルMOMO5号機」と命名されました。

 

Theotex Group HD 株式会社が「MOMO5号機」の新規の機体スポンサーに

ブロックチェーンの技術を用いた様々なサービス開発を行うTheotex Group HD株式会社が新たに「MOMO5号機」の機体スポンサーとなりました。 TheotexGroupHD株式会社のグループ企業である、株式会社プラチナエッグが開発するスマートフォン向けアプリ“CrossLink“は「片手間にゲームをプレイしてお小遣いも稼げる」放置型GPS連動ブロックチェーンゲームで、今夏サービス開始予定となっています。機体には、「CROSSLINK」のロゴが掲示されています。 Theotex Group HD株式会社には、弊社のミッションやロケット開発に共感をいただき、今回の機体スポンサー決定に至りました。

 

▼プレスリリース詳細

200602_MOMO-F5_release

 

■参考:

6/3(水)観測ロケット「MOMO5号機」次回打上げに関するオンライン記者会見

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