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「助っ人エンジニア制度」を活用し、トヨタ自動車北海道からエンジニア1名の出向受け入れを始めました

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「誰もが宇宙に手が届く未来をつくる」をビジョンに掲げ、観測ロケット「MOMO」と超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」を独自開発・製造しているインターステラテクノロジズ株式会社(本社:北海道広尾郡⼤樹町、代表取締役社⻑:稲川貴⼤、以下インターステラテクノロジズ)は2022年3月より、トヨタ自動車株式会社の100%子会社、トヨタ自動車北海道株式会社(本社:北海道苫小牧市字勇払145-1、代表取締役社長:北條康夫、以下トヨタ自動車北海道)からエンジニア1名の出向受け入れを始めましたので、お知らせいたします。出向受け入れ期間は2年です。

推進グループに所属し、ロケットエンジン開発を担当

今回の出向受け入れは、企業・大学・研究機関等からエンジニア人材の在籍出向を受け入れるインターステラテクノロジズの「助っ人エンジニア制度」を活用した取り組みです。受け入れは4社5人目で、北海道内の企業からは初めてとなります。エンジニアは、ロケットエンジンの開発を担当する推進グループに所属し、MOMOやZEROの設計や製造、品質管理などを幅広く携わっていただく予定です。

トヨタ自動車北海道株式会社 人事担当者からのコメント

トヨタ自動車北海道は、「トヨタの北の拠点」として自動車の駆動ユニットの生産技術開発及び製造をし、北海道から国内外へ製品を出荷しております。この度、インターステラテクノロジズ様のミッションに共感し、当社従業員を「助っ人エンジニア」として派遣させていただくこととなりました。新分野の開拓へ挑戦されているインターステラテクノロジズ様への出向を通し、新たな視点や経験を培い、多様な変化に適応できる人材が育成されるものと期待しております。また、弊社の培ってきた生産技術の共有を通して、宇宙分野の研究開発へ寄与させていただく所存です。

インターステラテクノロジズ株式会社 人事担当者からのコメント

最先端の生産技術を有する道内企業であるトヨタ自動車北海道様とご縁がつながり、このたび人材受け入れとなりましたこと大変光栄に感じております。ご出向くださる従業員様にも、成長産業のスタートアップというチャレンジングな環境で力を発揮くださることに感謝申し上げます。今回の人材交流が企業間の連携や、道内産業を盛り上げるきっかけづくりになると確信しています。

インターステラテクノロジズの「助っ人エンジニア制度」とは

近年、企業に所属しながら⼀定期間、スタートアップ企業に出向して働くというレンタル移籍・在籍型出向の仕組みが話題となっています。出向元にとっては、前例も正解もなく⾃ら主体的に動いて道を切り拓いていくスタートアップ企業で働くことで、新たな視点や経験を獲得する人材育成の側面が期待できます。⼀⽅、スタートアップ企業にとっては、⼈材不⾜の解消や、⼤企業ならではの仕組みやノウハウの吸収といったメリットがあります。
インターステラテクノロジズでは2020年4⽉に「助っ⼈エンジニア制度」を始め、出向受け入れはトヨタ⾃動⾞株式会社(2名)、古河電気⼯業株式会社(1名)、日揮株式会社(1名)に次ぐ4社5人目となります。これまでに受け入れたエンジニアはエンジン開発やロケットシステム開発、生産技術など幅広い領域で活躍いただいています。

▼プレスリリース https://drive.google.com/file/d/1Yl8aWlgGgiYiPjy2loQCin3pG2iZsmAJ/view?usp=sharing

 

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