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北海道大樹町を中心とした十勝地区におけるスペースポート構想の高まりに向けた連携の強化に向け、インターステラテクノロジズと共同研究を行う国立大学法人室蘭工業大学(以下、「室蘭工業大学」が、2020年10月19日(木)大樹サテライトオフィスを開所しました。

当社との共同研究の促進をはじめ、3㎞級高速走行軌道の実現に向けた取り組みや、教育や地域貢献の取り組みとして、大樹町が主催する宇宙航空イベントへの支援・協力等を目的としています。

 

令和2年3月30日、室蘭工業大学と大樹町は「包括連携協定」を締結しており、室蘭工業大学及び大樹町は、相互の発展に寄与することを目的として、以下の事項に取り組んでいます。

 

「包括連携協定」の連携・協力事項

(1地域づくり・まちづくりの推進に関すること

(2産業振興など地域経済の発展に関すること

(3環境の保全及び防災対策の推進に関すること

(4住民との協働の推進に関すること

(5教育及び人材育成の推進に関すること

(6学術研究の振興に関すること

(7施設の相互利用に関すること

 

大樹町では、航空宇宙関連企業の誘致による雇用創出、移住定住の促進、産業振興、観光振興など地域活性化を図る「宇宙のまちづくり」を核とした地方創生を重要政策と位置づけています。

一方、室蘭工業大学航空宇宙機システム研究センターでは、超音速無人実験機に関するシステム開発研究を通じて、人材育成や研究分野の開拓を目指しており、大樹町の多目的航空公園内の滑空場において飛行実験や大樹町に本社を置く宇宙開発企業との共同研究等を行っています。

 

開所日となった2020年10月19日にはオープニングセレモニーが行われ、室蘭工業大学からは空閑良壽氏(国立大学法人室蘭工業大学学長、内海政春氏(国立大学法人室蘭工業大学航空宇宙機システム研究センター長、

大樹町からは酒森正人氏(大樹町長、安田清之氏(大樹町議会議長、

当社からは堀江貴文(インターステラテクノロジズ株式会社ファウンダー稲川貴大(インターステラテクノロジズ株式会社代表取締役が出席し、

懇親会ではこれからの宇宙開発について議論を交わしました。

室蘭工業大学航空宇宙機システム研究センターの内海政春センター長は「共同開発のなかで設計や実験を繰り返すことになるのでオフィスを活用し集中してやっていきたい」と語りました。

 

今後も当社では、室蘭工業大学と大樹町と手を取り合い、北海道スペースポート構想の実現を目指します。

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