燃料はエタノールと液体酸素

ロケットの燃料は固体燃料・液体燃料・両方を使うハイブリッドの3つに大別されますが、ISTは液体燃料方式を採用しており、今はエタノールと液体酸素を使用しています。
調達が容易で使い勝手がよく、実用化時のコストメリットも◎。

燃料はエタノールと液体酸素

メインエンジンはピントル型

サウンディングロケット「モモ」に使用するタイプのエンジンです。
ヘリウムガスの圧力で燃料のエタノールと酸化剤の液体酸素を燃焼室に送り込む形式です。加圧バルブを通って流れてきたヘリウムが、タンク内のエタノールと液体酸素に圧力をかけます。エタノールと液体酸素のメインバルブが開かれるとエタノールと液体酸素タンクから押し出され、インジェクタ(噴射器)と呼ばれる部分で混合され、燃焼室で燃やされて高温の燃焼ガスになり、スロートと呼ばれる細い部分で加速されノズルから吹き出します。
※姿勢制御ロケット「Leap」は衝突型を採用しています。

衝突型エンジンについて
メインエンジンはピントル型

インジェクタのこだわり

液体の燃料を燃えやすくするために霧状に吹き出して、火を付けて、燃やす。ロケットは実はとてもシンプルな仕組みです。
液体燃料を霧状に吹き出すシャワーヘッドの部分が『インジェクタ』。
燃料の燃焼効率の向上は搭載する燃料を減らせるため、ロケットの小型化にダイレクトにつながります。
ISTのロケットは、東京大学との共同研究で独自に性能向上を実現した、新型インジェクタを採用しています。

インジェクタのこだわり

素材へのこだわり

ISTのロケットの素材は、調達がしやすいこと・加工がしやすいこと・安価であることを優先して選定しています。
加工はほぼ自社工場で。
どこの町工場にもある機材を使って加工しています。
特別な設備でしか加工できないことは、ロケットのコストアップにつながります。
”誰もが気軽に宇宙に行ける未来”のビジョンの実現は、素材選びから始まります。

素材へのこだわり

すぐ改善してすぐ実験する

自社工場で作っている部品がほとんどだからこそ、
スピーディーな性能改善と実証実験が可能になります。
これまでの実験の積み重ねの経験が、ISTの強さです。